マザーチンクチャーとは植物をアルコールに漬け込んで最初に得られる大本の抽出液のことで
ハーブ臓器療法のツールとして使われています。
今回は私がよく使っているカレンデュラのマザーチンクチャーについてまとめてみました。
カレンデュラとは
カレンデュラはマリーゴールドとも呼ばれているオレンジ色のお花です。
ひまわりがヨーロッパに伝わるまではサンフラワーと呼ばれていたそうです。
カロチンという成分によって花はオレンジ色をしていて、ビタミンAが豊富に含まれています。
ビタミンAは皮膚や粘膜を保護、修復する働きや細胞分裂を正常に保つ働きがあり
ビタミンCやEと同じように抗酸化作用もあります。
カレンデュラの特徴
カレンデュラはどのような場合に効果があるのでしょうか。
あらゆる傷に効果的
内部の傷、外部の傷、心の傷とあらゆる傷を癒す効果があるといわれています。
やけど、すり傷、切り傷など傷跡がなかなか治りづらいときは
カレンデュラの入ったクリームを使うと良いそうです。
カレンデュラにはβカロチン(ビタミンA)が豊富に含まれているので
皮膚の再生を促進してくれます。
精神面では傷つきやすい人にも効果があるそうです。
ちょっと注意されただけでものすごく怒られたと感じてしまう人や
過去に受けた嫌なことやつらかったことをなかなか乗り越えられない人にも合っているようです。
抗菌・除菌効果
カレンデュラはあらゆる部位の抗菌に使うことができます。
皮膚の場合は患部を拭く、内部なら飲むことで効果があるようです。
抜歯した後にはお水と混ぜて口をゆすぐもの良いです。
私は風邪をひいたとき(引きそうなとき)にカレンデュラのマザーチンクチャーを
お水に混ぜたものでうがいをしたり、飲んだりしています。
今ではほとんど風邪を引かなくなりました。
引いても酷くならないうちに食い止めることができるのでとても助かっています。
冷え性の人にも効果的
カレンデュラを飲むことによって体の循環が良くなるため
いつも手足が冷たくなってしまう冷え性の人にも良いです。
日常に取り入れてみた
私の場合、喉の調子が怪しいなと思ったときにはまずはカレンデュラを使っています。
市販のうがい薬を使ったときに、強すぎたのか逆に喉が荒れてしまったことがあるのですが
こちらはそんなこともなく安心して使えています。
アルコールの除菌スプレーもちょっと刺激が強すぎるので
そんなときに日常に取り入れてみたりしています。
殺菌、除菌、と菌に対して世の中的に神経質になっていますが
あんまり殺菌しすぎるのも不自然な感じがしています。
完全に菌を無くそうと思ったら、滅菌?ということになると思いますが
菌のいない空間や物体自体不自然だと思うのです。
菌があることは普通だけど、菌に対抗できないくらい体が弱っていたりすると
不具合が出るのだと思うので、まずは体の免疫力を上げてうまく共存して生きたいですね。